近年よく「家族葬」という言葉を聞く機会が増えてまいりました。近年の葬儀式では少子高齢化の影響もあり、遺族・親族の方中心の小規模葬が中心となりつつあります。
現在では「家族葬式」という形態を希望されるご遺族の中には小規模葬儀イコール格安葬儀と思
われる方も多いようです。
御会葬者への返礼品やおもてなしでの御飲食代などでは会葬人数が少ない程、金銭負担も小さくなりますが会葬のお客様から頂戴する香典額を考えると、小規模葬の形態をとること
により最終的に葬祭費の負担比率が大きくなってしまう場合もあります。
「葬儀告別の場とは、故人 と縁のある方々が今生のお別れをする唯一最後の機会でもある」ということも考えると、故人の遺志や御遺族の都合によって「お別れの機会に対し一線を引いてしまうことになる可能性もある」という認識も必要 不可欠なのではないでしょうか。
御親族の中には、昔ながらの縁（えにし）を大切に想う方や、式自体に大きな意味があるのだと考える方が異論を唱え、本来なら
ば、お別れの中心となるべき遺族の方々が葬儀後に悔いを残したりすることもあるようです。
当社では費用面に於いても、相談を頂ければできる限りの施行品質を落とさない範囲の儀式施行の努力をお約束します。
私達が企画提供する家族葬では、予定される御会葬の方も限られますので、御遺族の方を中心とした故人様とのお別れの刻（とき）を十分にとって頂くことを第一に考えて施行します。
その様な葬儀式では本来の「故人様とのお別れ」を重視したスケジュールや故人様に対して遺族の方々ができるお見送りの気持ちを表すことが、供養という 昔ながらの安心感のある葬儀式に繋がっていくと考えます。
弊社の「心・家族葬」の総額は概算で５０万〜８０万円が最も多いゾーンです。多くの場合、お返し品とおもてなし料理の数で精算費用が大きく変る部分となります。